ダニによるアレルギーが気になる方にとって、
アレルゲンの温床となる布団の対策は頭を悩ますところですよね。
前回の記事で紹介した布団のダニを退治する5つの方法で
対策することができますが、
仕事をしている方、はまとまった時間がないと厳しくもあります。
そういう方は
いっその事手間が減る防ダニ布団への買い換えも視野に入れておくべきです。
防ダニ布団へ替えることで時間の節約と対策にもなります。
ただ、防ダニ布団は種類が豊富にあり
それこそ価格帯によってもピンからキリまでありますので、
安かろう悪かろうでまったく効果がないのを
選ばないように、選ぶ際のポイントをまとめてみました。
防ダニ布団の選び方
高密度で選ぶ
防ダニ加工してある布団には2種類あります。
1つは、布団の生地や中綿にダニが嫌う薬品を塗ってダニを寄せ付けないタイプ。
もう1つは、布団の生地の密度を上げてダニの侵入を防ぐもの。
と、この2種類がありますが、
薬品を使うタイプは殺虫剤を使用しているので
それに反応してアレルギーを起こす場合もありますし
布団の丸洗いをすると効果がなくなってしまう恐れがあるので
ダニそのものの侵入を防ぐ高密度の布団がいいでしょう。
通気性で選ぶ
高密度の防ダニ布団で安価なものを選ぶと
どうしても生地がポリエステルなどの化学繊維が多いのですが
ハウスダストやアトピー系のアレルギーの方が化学繊維のものを使用すると
逆に症状が悪化したりします。
なぜそういった事になるのかというと、
ポリエステルなどの化学繊維は静電気が起こりやすく
ハウスダスト=ダニのフン・死骸などのアレルゲン物質を引き寄せてしまいます。
また、汗の吸収が悪いのでアトピーの方は
痒みが逆に増えたという報告もあります。
そういったことを踏まえ通気性が良いものを選ぶと良いでしょう。
注意点
羽毛・羊毛・絹などの動物性素材の生地は
その臭いで、特に梅雨時に繁にダニを引きつけてしまうので
選ぶ際は動物性も避けるようにしましょう。
まとめ
・ダニを通さない高密度生地の防ダニ布団を選ぶ
・通気性が良く、ダニを引き寄せないのを選ぶ