徹底解説!家庭に生息するダニの種類は!?生息場所とエサをリサーチ!

 

家庭に生息するダニ。実は1種類だけではないことをご存知でしょうか?ダニの種類が違えば特徴も少しずつ違ってきます。

 

今回は、そんなダニの特徴や生息エリア、エサについてお伝えします。読み終わる頃には、ダニの生態を把握、退治に要する時間を節約できるようになっているはずです。では一緒に見ていきましょう!

【家庭に潜むダニ4種類】

まずは、家庭に生息する主なダニの種類をチェックしましょう。

 

  1. ヒョウヒダニ
  2. コナダニ
  3. イエダニ
  4. ツメダニ

 

これらは総称して「屋内塵性ダニ類」などと呼ばれることもあります。人を刺し体液や血液を吸うものや、フンやダニの死骸によってアレルギー性疾患を引き起こすものなど、種類によって人体へもたらす被害が異なってきます。

 

その中でも生息数が特に多いのは「ヒョウヒダニ」です。家庭に潜むダニ全体の70~90%を占めると言われています。

 

では、これより種類ごとの特徴や生息エリア、エサについて見ていきましょう!

 

【ヒョウヒダニ(チリダニ)の特徴】

 

体長:0.2~0.4ミリ。

非常に小さいので、目を凝らさないと肉眼で見るのが難しいダニです。年中生息しており、人を刺すことはありません。

 

しかし、刺さないからといって油断は禁物!死骸やフンは、吸い込むことで気管支炎喘息や皮膚炎を発症させる可能性があります。

 

ヒョウヒダニは、温度22~30℃、湿度は60%以上の蒸し暑い環境を好むのが特徴です。近年は冷暖房機器の進化により、室内の気温が常に適温に保たれている為、ヒョウヒダニが年中繁殖しやすい環境といえるでしょう。

 

また、ヒョウヒダニは「ツメダニ」のエサになります。その為、ヒョウヒダニが大量に発生すると比例してツメダニの個体数も増えると言われています。

 

チリダニのエサ

では、チリダニのエサを見てみましょう。

  • 人のフケやアカ
  • ほこり
  • 金魚・熱帯魚などのエサ
  • 食品(酵母粉末・煮干し・かつお節など)

 

人のフケやアカはどこで剥がれ落ちるかわかりません。ホコリも部屋の至るところで発生します。定期的に清掃するようにしましょう。

 

金魚や熱帯魚のエサは全ての家庭が該当するわけではありませんが、チリダニの好物なので、油断をしていれば繁殖しやすいスポットになります。食品も同様です。ダニが侵入しないようにしっかりと封をすることを心がけましょう。

 

チリダニの生息エリア
  • カーペットなどの敷物
  • ベッド、布団、枕などの寝具
  • ソファー

 

湿度がこもりやすい繊維質なものに潜むことが多いので、なかなか見つけることができません。しかし、繊維をかき分け目を凝らして見ると、小さなダニがたくさん…ということもあるので注意が必要です。

 

【コナダニの特徴】

体長0.3~0.5ミリ。

高温多湿の環境を好み、人を刺すことはありませんが、アレルゲンの要因となるダニです。エサの種類が他のダニと比べて多いため、広い範囲に生息しているのが特徴です。また、コナダニもチリダニ同様「ツメダニ」のエサとなります。

 

  • わら
  • 小麦粉やそれを混ぜたふくらし粉(ホットケーキミックスなど)
  • ダシ素材(煮干し・干しシイタケなど)
  • 味噌などの発酵食品
  • チーズ
  • カビなどの菌類

 

すごい数ですよね…。コナダニは雑食ということもありエサの種類がとても多いんです。

 

コナダニの生息エリア
  • キッチン
  • 食品の中
  • カビの生えたお風呂や窓などのパッキン部分

 

特に多いと言われているのは上記のような場所です。

キッチンのシンク下や食品保管庫の他、食品の中に入り込んでいることも多々あります。特に小麦粉やふくらし粉などの粉末に紛れている場合、見つけること自体が困難です。

 

これを気づかずに食べてしまうとアナフィラキシーショックを引き起こし生死に関わる可能性もあるので保管には十分な配慮が必要です。

 

【ツメダニの特徴】

体長0.3~1.0ミリ。

ツメダニは、ヒョウヒダニやコナダニと比べると室内での生息数は少ないです。
人間を刺すことは基本的にありません。しかし、人間と接触した際に刺すことがあります。

 

例えばベッドや畳の上などで寝ている時やくつろいでいる時などが代表的です。噛まれると、数時間経過してからカユミが出ることが多く、それが2~3日続くこともあります。

 

ツメダニのエサ
  • ヒョウヒダニ
  • コナダニ
  • 小さな昆虫

食品をエサにすることはありません。

 

ツメダニの生息エリア
  • カーペットなどの敷物
  • ベッド、布団、枕などの寝具
  • キッチン

 

チリダニやコナダニを捕食するため、生息場所のほとんどはこれらの生息するエリアと一致します。ですので、食品は食べませんがコナダニの生息エリアでもあるキッチンにいる場合もあるのです。

 

【イエダニの特徴】

体長0.6~1.0ミリ。

肉眼でも観察できるほどの大きさです。梅雨~秋口にかけて最も個体数が多くなると言われています。鳥やネズミの巣の中に潜み吸血しながら生きているので、ネズミが住み着いた家に比較的多く生息するのが特徴。

 

近年はネズミの駆除が積極的に行われている為、一般家庭でのイエダニの個体数は減りつつあります。しかし、ネズミのいなくなった屋内で増殖したイエダニはエサを求めて人間を吸血するケースもあるので注意しましょう。

 

イエダニのエサ
  • ネズミ
  • 人間の血液など

イエダニが吸血するのは人間が寝ている間です。その為、刺されたことに気づかず時間が経ってから強烈なカユミに襲われることがあります。

 

イエダニの生息エリア
  • ネズミの巣
  • 天井
  • 部屋の端や床の割れ目など

 

ネズミが住み着きやすい築年数の古い家に多く見られます。ですので、イエダニの駆除を考えている方はまずはネズミの駆除を行いましょう。ネズミの個体数が減ることでイエダニ自体も少なくなるでしょう。

 

【番外編!体験したダニ被害】

これを見ている人って、ダニの被害に実際合われた方、もしくはダニが原因かはわからないけれど何らかの異変を体に感じている方が多いと思うんです…。

 

そこで私のダニ被害体験をお伝えしたいと思います。何かお役に立てれば幸いです。

 

被害その1「チリダニ」

チリダニが人間のフケやアカを食べることは以前から知っていました。だからこまめに掃除していたんです。しかし、油断していました…。

 

ある日、しばらく使っていなかった観賞魚のエサ周辺を見ると小さなうごめくものを見つけたんです。本当に小さいので一体何なのか最初はわかりませんでした。しかも、よく見るとエサの容器のフタ部分にびっしりといるではありませんか!

 

容器だけならまだしも周辺にまで広がっていたため、対処方法として合っていたのかわかりませんがビニール袋にいれて殺虫剤をかけて応急措置をしました。そのあとも掃除に追われ本当に大変だったのを覚えています。

 

子供に被害が出る前に気づけたので良かったですが、気づくのが遅かったら…。考えるとぞっとします。

 

被害その2「イエダニ」

ある日突然感じた強烈なカユミ。見るとお腹と太ももにいくつかの紅斑が出来ていました。しかも私だけでなく家族まで…。

 

特に子供はお腹や足だけでなく腕までも…。

 

それがイエダニの被害だと気づくには数日かかりました。強烈なかゆみなので掻きむしりたくなるのですが、かくと余計に悪化します。かゆみがおさまるまでの期間は本当に最悪でした。

 

業者に駆除を依頼した後も、再発しないように念入りに掃除機をかけ、様々な方法で駆除を行いましたがあんな思いは二度としたくありません。実際に被害に合ったことで、小さなダニが人間に大きな被害をもたらすことを改めて感じさせられました。

 

【まとめ】

 

このように、ダニの種類によって生息場所やエサが若干異なりますし、被害の状況も変わってきます。普段生活していると、ダニのことまで意識できないかもしれません。

 

しかし、被害にあった時はすでに遅し…。

 

大量繁殖している可能性が大いにあります。そうなってからだと、対処するのに時間も費用もかかり大変です。深刻な被害にあう前にダニごとの生態を理解し、ダニ退治に生かしましょう。

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