ダニアレルギーが引き起こす4つのアレルギー症状と予防方法!

 

風邪でもないのに鼻がムズムズして咳が出て息苦しくなったり、痒みを伴う赤い湿疹や目のかゆみに悩まされたことはありませんか。これらの症状は、ダニによるアレルギー反応が原因で起こっているかもしれませんよ。

ダニというと皮膚に悪影響を与えるイメージはありますが、目や鼻や喉にも悪影響を与える可能性があるのです。この記事では、ダニによるアレルギー反応が引き起こすそれぞれの症状と予防についてわかりやすく紹介していきます。

 

【ダニアレルギーの原因は?】

ダニというと刺されるイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。刺されることがダニアレルギー症状の原因と考える人もいるかもしれませんね。

 

しかし、原因となるのは刺されることだけではなく、ほとんどの場合ダニの死骸や糞を吸いこんでしまうなど体内に入れてしまうことにあります。その結果、人によってはアレルギー反応、つまり身体の過剰な反応が起きてしまいアレルギー症状が引き起こされるということになります。

 

ダニアレルギーによる鼻のムズムズ症状

ダニアレルギーによって鼻に起こる鼻炎をアレルギー性鼻炎と言います。

 

アレルギー反応によって、鼻の粘膜に炎症が起きてくしゃみが止まらなくなったり、水のようなサラッとした鼻水、鼻づまりなどの症状を引き起こします。

 

また、粘膜が弱くなっており、鼻をかむ回数も多くなるため鼻血が出て、出血箇所から細菌が入り込んで感染してしまう恐れもあります。

 

似た症状として花粉症も同じアレルギー性鼻炎ですが、ダニアレルギーによるものは花粉症と違い、季節性ではなく通年性であり季節に関わらず発症する可能性があります。

 

ダニアレルギーが引き起こすアレルギー喘息

アレルギー反応が喉に起こると、気管支喘息を発症する可能性があります。

 

気管支喘息は息苦しさ、アレルギー反応による炎症の影響で気道が狭くなり、呼吸時に喉や胸から「ヒューヒュー」「ゼイゼイ」という音がする喘鳴(ぜんめい)、炎症のせいで敏感になった気管支が何らかの刺激を受け急に収縮を起こし、呼吸が出来ないような状態になる発作の症状を引き起こします

 

小児の気管支喘息患者の約9割が何らかのアレルギーを持つと言われ、そのアレルギーの中で最も多いのがダニアレルギーなのです。

 

ダニアレルギーによる皮膚炎

ダニアレルギーによって起こる皮膚炎をアレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎もこの一種)と言います。

 

アレルギーによって体が過敏反応してしまい、皮膚に湿疹性の炎症が繰り返し起きます。軽い症状では、皮膚が乾燥して軽いかゆみを感じるほどですが、かきすぎて症状が悪化すると、皮膚が「ジュクジュク」した状態になり、かゆみも増していきます。

 

また、症状の出やすい部位は顔、首、肘の内側、膝の裏側などですが、ひどくなると全身に症状が現れます。

 

小さい頃に比べて、思春期・成人期に発症すると重症化、慢性化しやすく、眠れないほどの強いかゆみに襲われる場合もあります

 

ダニアレルギーによる目のかゆみ

ダニアレルギーが引き起こす目のかゆみの症状をアレルギー性結膜炎と言います。

 

アレルギー性結膜炎は、目に飛び込んできたダニの死骸やその糞によって、目の粘膜にアレルギー反応が起こり、結果粘膜が炎症することになって発症します。

 

その症状は目のかゆみだけに留まらず、なみだ目、目がゴロゴロする、目やにが出やすくなる、などです。また、かゆみに付随してかきすぎたり、こすりすぎると目の充血やまぶたの腫れに繋がり、力を入れすぎてこすったりすると白内障や網膜剥離などを引き起こす場合もあります。

 

鼻のアレルギー症状の項目でも述べた内容と同じように、似た症状として花粉症によるアレルギー性結膜炎もあります。ただ、ダニアレルギーによるものは通年性ですので季節に関わらず発症する可能性があります。

 

【ダニアレルギー症状の予防のために】

 

ダニアレルギーの原因はダニの死骸や糞です。原因となるそれらの除去と増やさないことが重要です。

 

そのために必要なのは、

  • こまめな掃除と洗濯
  • ダニを増やさないための室温、湿度調節
  • ペットを飼っている場合は注意
  • 防ダニのための工夫

以上の4点です。それぞれについて詳しく説明していきます。

 

こまめな掃除と洗濯

原因の除去のためにもこまめな掃除は必要不可欠です。出来るだけ毎日掃除を行うようにして、寝室と寝具の掃除は念入りにしましょう。また、タオルや足拭きマットはダニが繁殖しやすいためこまめな洗濯を意識するようにしましょう。

 

ダニを増やさないための室温、温度調節

ダニは温度20~30度、湿度60~80%の高温多湿の環境を好みます。除湿機や空気清浄機を利用して、湿度が高すぎる状態をつくらないようにしましょう。特に梅雨から夏にかけては十分な湿気対策が必要です。

 

また、タンスや押し入れは湿度が高くなりがちです。そういったところにも注意してときどき風を通したり、除湿剤を使用してダニの繁殖を予防しましょう。

 

ペットを飼っている場合は注意

ペットを飼っている場合、ペットを定期的にシャンプーして清潔な状態を保ちダニの発生を防ぐよう意識しましょう。また、ペット用のダニ対策グッズを使用するのも効果的です。

 

防ダニのための工夫

防ダニグッズは現在多くあります。防ダニの寝具や防ダニのカバーなどそれらの利用を検討するのもおすすめです。また駆除のために掃除するだけではなく、ダニが熱に弱い(50℃以上になると死滅)ことを利用してふとん乾燥機を使用するのも効果的ですよ。

 

【まとめ】

 

ダニアレルギーが引き起こす症状はイメージしやすい皮膚だけではなく、鼻、喉、目のそれぞれに起こる可能性があり、原因となるものはダニに刺されることではなく、ダニの死骸や糞の接触および、体内への侵入によって起こるアレルギー反応によるものです。

 

紹介した予防方法を意識して行えば、ダニが少なくなって症状も出にくくなるはずですよ。もちろん予防するだけではなく、症状が現れている人は自分の症状に応じた診療科を選び、医師と相談するのが一番です。アレルギー症状に悩む方は早めに医師の診察を受けるようにしてくださいね。

 

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